歯科衛生通信

窒息の対処「背部叩打法」

2016/10/13

気道の異物除去の方法をご存知ですか?
「背部叩打法」

1. ハイムリック法を何度もやって異物が除去できない場合の対処

ハイムリック法を何度もやっても異物が除去で着なかった場合、窒息状態から救出する「背部叩打法」という方法があります。
背部叩打法は、患者の後ろから手のひらの基部で、左右の肩甲骨の中間あたりを力強く何度も叩く手法です。

2. 背部叩打法のやり方

1. 救護する人はひざまづき、対象者を自分の方に向け、横向けに寝かします。
2. 手の付け根で、肩甲骨の間を力強く何度も連続して叩きます。

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※背部叩打法は、座らせた状態、立たせた状態で行ってもかまいません。

3. 異物が詰まってから時間が経過し、意識がない場合

呼びかけても反応がない場合、あるいは応急処置を行っている途中にぐったりして反応がなくなった場合には、直ちに心肺蘇生法を開始します。

1. 119番通報をして救急車を呼びます。(屋外などの場合は周囲の人に通報をお願いしましょう)
2. 気道をしっかりと確保してから、人工呼吸を「2回」行います。
3. 心肺蘇生法の途中で口の中に異物が見えた場合、速やかに異物を取り除きます。
4. 口の中に異物が見えない場合、そのまま胸骨圧迫「30回」と人工呼吸「2回」を繰り返します。

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