表側矯正と裏側矯正とを併用した矯正治療です。
上顎の歯は裏側に、下顎の歯は表側に装置をつけて治療します。
メリット
人から見えやすい上顎は、歯の裏側に装置をつけるので目立ちにくい
話すときに舌があたる下顎は表側装置なので発音の邪魔になりにくい
裏側矯正とくらべて料金が安い
デメリット
表側矯正とくらべて料金が高い
裏側装置と同様に、治療経験と技術がある歯科医院が少ない
ワイヤーやブラケットを使わず、透明で薄いマウスピース型の装置を用いて歯を動かします。装置は自分で取り外し可能です。
メリット
ワイヤーやブラケットを装着しないので、発音障害や不快感が少ない
マウスピースは薄くて透明なので、周囲の人からほとんど気づかれない
デメリット
指定された装着時間を守らないと治療の結果に影響を及ぼすことがある
治療できる症状が表側矯正よりも限定されている
こんにちは歯科衛生士の木村です。今回はむし歯予防に最適な“フッ素”の効果的な使い方についてお伝えします。
使用方法によって効果は異なります。正しい使い方で、フッ素のむし歯予防効果を最大限に活かしましょう☆
1回の使用量が少なすぎると、お口の中に有効な濃度のフッ素が残らず、効果を発揮できません。図を参考にして、年齢に応じた適正量をつかいましょう☆
フッ素はお口の中にある程度の濃度でとどまることで効果を発揮します。
そのため、せっかくフッ素入りの歯磨き粉を使っていてもたくさんの水ですすぎをしてしまえば、お口の中にフッ素はほとんど残りません。
ある調査では、フッ素入りの歯磨き粉を使い、たくさんの水ですすいだ集団と比較して、少量(大さじ1杯の水)洗口の方が20%むし歯が少なく、むし歯予防効果が認められたそうです。
泡立ちの多い歯磨き粉では少量の水ですすぐのが難しいので、低発泡の歯磨き粉を選びましょう☆フッ素配合の洗口剤もおすすめです!
お口の中にフッ素が長い時間とどまるほどむし歯予防効果が高まります。
そのため就寝前のフッ素の使用は特におすすめです。
また、フッ素を使ったあとは1~2時間飲食を控えると効果的です☆
①歯磨き粉は低発泡か発泡剤無配合のものを選びましょう♪
②年齢に応じて、歯磨き粉の量を調整しましょう☆
③すすぎは少量の水で、1回だけ。
④洗口後はしばらく飲食を控え、1日数回使いましょう
編集の竹腰です。早い物でこのカムカム通信も刊行してから一年が経ちました。
こういった記事を作る事自体はなれておらず試行錯誤を繰り返しながらも少しずつ改良を重ねてきました。
それも全てはこの通信を通じてより多くの方にちょっと深い歯科の知識を広められ、皆さまの健康に寄与できればと考えてまいりました。
ちなみに編集後記に書く養蜂のことは蜂蜜が人間の健康に重要な役割があるということからです。
二期目に入ってますます楽しく、かつ皆さまに健康への知識が少しでも増えるよう努めてまいります。それでは来月からもまたよろしくお願い致します。
編集 竹腰