歯科衛生通信

平成30年3月号 カムカム通信

2018/03/01

歯のコト・口のコト 
~虫歯でしぬことはない?~

 歯医者に行かない(行きたくない)理由のひとつに、「虫歯で死ぬことはないだろう」というのがあるようです。

 どんなにひどい虫歯でも死んだ人はいない、という理屈。
 確かに死ぬことはめったにないと思います。

 でも、よく噛めないこと、痛いことによって正常な日常生活が多かれ少なかれ損なわれてしまうことは十分に考えられます。
 ひいてはそのことが原因で寿命を縮めてしまうことも考えられます。

 美味しいものが食べられなくなるストレス。食べ物がよく噛めなければ胃などの消化器官に負担をかけます。
 虫歯によって膿みができるとそのバイ菌がもとで全身的な症状(熱が出たり)が現れることもあります。

 虫歯は風邪のように放っておいても治らない病気。
 死ぬことはないかもしれませんが、身体にじわじわと負担をかけていることは確かです。

衛生士コラム

ワンタフトブラシでここを磨く!7つの効果的な使い方

 歯ブラシで歯を磨いていてもどうも奥まで磨けなかったり、歯医者の検診ではいつももう少しですねと言われてしまう方も多いのではないでしょうか。
 そんな方にはワンタフトブラシがおすすめです!
 今回はワンタフトブラシの効果的な使い方と使用法、種類をお伝えします。

1.ワンタフトブラシとは

 ワンタフトブラシとは鉛筆のように毛先が一塊になっている歯ブラシのことです。普通の歯ブラシでは磨きにくい場所をピンポイントで磨くことができます。

2.ここを磨こう!ワンタフトブラシで磨きやすいポイント!

 ①一番奥の歯
 ②親知らずの隙間
 ③ブリッジの下
 ④インプラント周り
 ⑤重なり合っている歯の部分
 ⑥矯正装置の周り
 ⑦入れ歯の支えになる歯

以上の部分はむし歯や歯周病などのトラブルが起こりやすいリスク部位です。
普通の歯ブラシではどうしても磨きにくいためワンタフトブラシがおすすめです!

3.ワンタフトブラシの使用法

 ①歯ブラシが当たらない細かな部分をワンタフトブラシで磨く
 ワンタフトブラシを使う部分はとても磨きにくい部分です。鏡を見ながら毛先が磨きたい部分に

 ②デンタルフロスや歯間ブラシを使う
 デンタルフロスや歯間ブラシを使って歯垢を取る必要があリます。

 ③口の中全体を歯ブラシで磨く
 最後にリスク部位以外の場所を磨きます。仕上げに歯ブラシで全体を綺麗に磨いてください。

おすすめワンタフトブラシ
☆プラウト

 オーラルケアから発売されているプラウトは三角形のブラシでコシもあり、汚れを取りやすいワンタフトブラシです。
 持ち手に角度がついており、奥歯でも当てやすく工夫されています。

まとめ

 ワンタフトブラシは細かなところに届く優れものの歯ブラシです。
 ワンタフトブラシを使いこなせるようになれば磨き残しはほとんど無くなります。
 ぜひ、歯ブラシ、デンタルフロスと同様にワンタフトブラシも使ってみてください。

編集後記

 寒さ残りますが春の息吹を少しずつ感じはじめておりますが皆さまいかがお過ごしでしょうか?
 趣味の養蜂も段々と忙しさが増してきたところです。また記事にしますね。
 それでは今月のトリビア『江戸時代ぐらいまで歯は木で磨いていた』江戸時代の歯ブラシといえば房楊枝(ふさようじ)。
 房楊枝は、割り箸くらいの木の棒の先端を煮てかなづちで叩き、柔らかい房状にしたものです。
 なんだかゴワゴワしてて痛そうですね。
 この時代に生まれて普通に歯ブラシというもので歯を磨けるということが実は幸せだったりするのかもしれないですね。

 編集 竹腰

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