歯科衛生通信

平成30年7月号 カムカム通信

2018/07/01

歯のコト・口のコト 
~7月25日「知覚過敏の日」~

 みなさんご存知でしょうか?
 725(夏氷=かき氷=冷たい食べ物)から今月の25日は、「知覚過敏の日」と制定されております。
 この知覚過敏は、冷たいものを食べた時にキーンとくるあの痛みのことですが、どうしてそうなるのでしょうか。

知覚過敏は象牙質の露出で起こる。

 「歯がシミる」のは、歯の中にある神経(歯髄・しずい)が刺激に反応するためです。
 正常な状態であれば、象牙質はエナメル質に覆われていますが、それが何らかの原因で表面に露出してしまい、刺激を受けると象牙細管を通じてその刺激が、神経(歯髄)に直接伝わってしまいます。
 この瞬間に「シミる」痛みが生じるのです。

知覚過敏の原因は、日常生活に潜んでいる

 では、なぜ象牙質が露出してしまうのでしょうか。
 その原因の多くは日常生活に潜んでいます。
 「間違った歯みがき」「歯ぎしり」などによってエナメル質が傷つき削れてしまうケース、「歯周病」などにより歯肉が後退する(歯ぐきが下がる)ケース、さらに「酸」によって歯のエナメル質が溶かされてしまうケースもあります。
 私たちが日ごろから口にしている飲食物には「酸」が入っているものが多く、知らないうちにエナメル質を溶かしてしまっている可能性もあるのです。
 このような症状を酸蝕症・歯(さんしょくしょう・さんしょくし)と言います。
 ここまでくればお分かりかと思います。
 そうです、毎日の正しいブラッシングを行うことで歯の清潔を保ち、歯周病にならないことががとても重要ということです。
 冷たいものを食べてキーンと感じたら歯の磨き方を見直す機会かもしれないですね。

衛生士コラムこんにちは! ~歯科衛生士の宮城です。~

 皆さんは、「イエテボリ法」という言葉を聞いた事がありますか?
 最近メディアでも取り上げられたりしています。

 イエテボリ法は、歯科先進国スウェーデンにあ「イエテボリ大学」で発案された「はみがき法」の事で、フッ素入り歯磨き粉を使ってむし歯予防効果を大きく引き出すことができます。

 是非お試し下さい!

編集後記

 本格的な夏の兆しを感じる今日この頃、皆さま元気にお過ごしでしょうか?
  早いもので2018年も半分が過ぎました。

 今月の歯科トリビアです。
 「 宇宙飛行士と歯の治療 」~前編~
 宇宙飛行士は、打上げの前に外れそうな歯の詰め物やむし歯はないか、歯科医師に検診を受けます。
 宇宙空間で着る宇宙服内では、気圧が約0.3に減圧された状態で作業を遂行し、宇宙船内へ戻ると宇宙服を脱ぎ1気圧の中で過ごします。
 その際に、むし歯や不十分な治療の歯はひどい歯痛が起きる可能性がとても高いそうです。
 スペースシャトル「エンデバー号」 日本人初の宇宙飛行士 、毛利 衛さんは「過去の選抜で親不知とむし歯の治療をせず、2次選抜に臨んだ為、不合格になってしまった事があるそうです。
 通知書にはしっかり『歯科治療の必要を認める』という一文があった」と話れています。

(宇宙へのポータルサイト https://sorae.info/ より)~後半へ

 編集 竹腰

ページトップ